もくじ
高級クラブでの接客のコツ
昨今、六本木や銀座にある高級クラブのキャストになりたいという女の子が増えていますが、高級クラブのキャストになる前に、基礎となる「接客」は覚えておきたいポイントの一つです。
高級クラブだからこそ基礎である接客はとても大切で、接客がしっかりできていないキャストが人気キャストになれる可能性は限りなく低いでしょう。
ここでは、高級クラブで必須となる「接客のコツ」についてご紹介していきます。
①お客様を立ててあげる
高級クラブで働く私たちキャストの最大のお仕事は「お客様が気分良く過ごせる空間を作ること」に他なりません。
このことについて、高級クラブのオーナーママの中には「忖度」という言葉を使われることもあります。
あまり良いイメージがない忖度という言葉ですが、実際には「他人の気持ちを推し量り、配慮する」ということで、決してマイナスの言葉ではありません。
そして、お客様が気分良く過ごせる空間を作るには、お客様をしっかりと立ててあげることが近道になるでしょう。
お客様を立ててあげる方法はいくつかありますが、聞き上手に徹したり、お客様の気持ちを予測して対応したり、このように一歩引いた、さり気ない気遣いが大切です。
②どのお客さんにも同じ接客はNG
高級クラブに足を運ばれるお客様の中には、さまざまな職種の方がいることはもちろん、性格や金銭感覚などにも個人差があります。
性格が異なれば、当然配慮の仕方が変わってくるので、すべてのお客様に同じ接客をすることはNGだと意識しておく必要があるでしょう。
特に注意したい点は、お金をあまり使いたくないお客様と、お金を使うことにためらいがないお客様との接客の違いです。
高級クラブで働く私たちキャストの使命の一つには、お客様に気持ち良くお金を使ってももらうことが挙げられます。
ただ聞き上手に徹していても、お酒を提供するだけでもいけません。
お金をあまり使いたくないというお客様には、あえてあまりお金を使わせないようにして次に繋げられるように配慮します。
反対にお金を使うことにためらいがないというお客様には、その場の雰囲気を悪くしない程度のアプローチをして、シャンパンを入れてもらえるようなツボを探すと良いでしょう。
③「高級クラブ」にあった落ち着いた接客を
高級クラブは会員制であることが多く、一見さんお断りというケースも珍しくありません。
そのため、高級クラブのキャストとして活躍したいという女の子は、お店の品格に合った接客をする必要があります。
高級クラブにおいては、落ち着いた接客がキーワードになるでしょう。
高級クラブは、キャバクラやガールズバーとはまったく異なるお客様層と雰囲気を持ちます。
具体的には、
- 高級クラブ:政界や財界などの高い地位で活躍する50~60代のお客様がメイン
- キャバクラ:メインターゲットは20~30代のサラリーマン
- ガールズバー:20代のお客様が中心で、メイド喫茶やスポーツバーなどの要素をミックスしたオリジナル店舗が多い
このような違いがあります。
キャバクラとガールズバーとの比較からも分かる通り、高級クラブに足を運ばれるお客様の年齢層は高く、落ち着いた雰囲気を求めているお客様がほとんどです。
このことから、高級クラブでキャストになりたい女の子は、落ち着いた接客を心掛ける必要があります。
④時事ネタやニュースなどは普段から取り入れておく
高級クラブでは、基本的にお客様のお仕事に関する話題は挙がりません。
そのため、時事ネタやニュースなどから、会話に繋がるような情報を取り入れておくと良いでしょう。
前述でご紹介している通り、高級クラブのお客様は政界や財界などの高い地位で活躍する方になるので、時事ネタは話のキッカケになることも少なくありません。
また、お客様のお仕事に関する話題はほとんど挙がらないと言いましたが、お客様の務める会社に興味を持ち、会社の近況を把握しておくこともおすすめです。
これはお客様からお仕事の話題をいただいた時はもちろん、お客様の務める会社でスキャンダルがあった際など、いつもとは異なる忖度ができます。
時事ネタが苦手という女の子や、ニュースをあまり見ないという女の子も多いかもしれませんが、さわりの部分を知っているだけでもお客様の反応は違うので、少しずつ慣れていくと良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
最後に、高級クラブでの接客のコツについてまとめます。
- お客様が気分良く過ごせる空間を作るために、お客様をしっかりと立てる
- すべてのお客様に同じ接客はせず、お客様に合わせたアプローチをする
- 高級クラブの格式に合った落ち着いた接客を心掛ける
- 時事ネタやニュースなどを普段から取り入れて、話のキッカケにする
このようなポイントを意識して接客を行うことで、高級クラブのキャストとして一目置かれる存在になることができます。
接客のコツすべてを取り入れることが理想ですが、最初はひとつずつ達成していけるようにしましょう。