もくじ
高級クラブとキャバクラの違いについて
高級クラブとキャバクラは同じナイトワークとして有名ですが、細かい部分では違う点がいくつかあります。
ナイトワーク未経験の女の子には、どのような違いがあるのか、いまいち分からないですよね。
そこで今回は、高級クラブとキャバクラの違いについてわかりやすくご紹介していきます。
引用:https://club-amour.tokyo/
接客システムの違い
高級クラブとキャバクラの違いの一つに、接客システムの違いが挙げられます。
具体的にどのように違うのかというと、
- 高級クラブ:お客様1人に対してキャスト2人~3人が付く。
- キャバクラ:お客様1人に対してキャスト1人が付く。
という具合です。
高級クラブはお客様1人に対して複数人で接客を行いますが、キャバクラは基本的に1対1の接客になります。
このような接客方法の違いから、高級クラブはチームプレー、キャバクラは個人プレーなどと言われることも少なくありません。
また、銀座や六本木の高級クラブでは「永久指名制度」を採用しているお店が多く、これは一度指名したキャストを永久に指名しなければならない制度です。
この制度があるため、高級クラブではキャバクラのように途中で指名を変えるということができません。
永久指名制度は、キャスト同士の競争を防ぐ目的と、競争によって起こりかねないお店のギスギスした雰囲気を防ぐ目的があります。
そのため、キャスト同士の連携やお店の雰囲気を大事にする高級クラブでは、必要な制度と言えるでしょう。
客層の違い
高級クラブとキャバクラでは、お客様層に大きな違いがあります。
具体的には、以下の通りです。
- 高級クラブ:政界や財界などの社会的地位が高い50代~60代のお客様がメイン。
- キャバクラ:20代~30代のサラリーマンの比較的若いお客様がメイン。
高級クラブは接待に使われることも多く、一流企業の役員の方や、政界、財界で有名なお客様が多い印象です。
基本的にお客様の年齢層も高めで、50代以上になります。
20代~30代の一般的なサラリーマンが高級クラブに足を運ぶことは稀ですね。
また、高級クラブは高めの年齢層のお客様が多く見られますが、キャバクラは20代~30代のサラリーマンと若いお客様がメインになります。
50代以上の男性もいますが、やはり高級クラブほど集まるというわけではありません。
このようにお客様層が異なれば、当然お話する内容や、好まれる接客方法、服装なども変わってくるため、高級クラブとキャバクラのどちらでキャストになるか悩んでいるという女の子は、お客様層にも注目してみましょう。
お給料の違い
少し踏み込んだお話になりますが、高級クラブとキャバクラではお給料にも違いが出てきます。
ただ、お給料の違いはお店によって異なるので、一概にどちらが多くて、少ないということは言えません。
しかし、基本的にキャバクラよりも高級クラブの方がお客様1人あたりの単価が高いこともあり、高級クラブの方がお給料が高いと言えるでしょう。
また、キャバクラでは労働時間や指名本数、売上などでお給料が変わってきますが、高級クラブでヘルプを行っている期間は、あまりお給料は高くありません。
高級クラブでお給料が高くなったと感じられるのは、お客様の係(担当)になった時です。
係になると、お客様にたくさん飲んでもらったり、ボトルを入れてもらったりすることで、係の売上としてお給料に反映されます。
このような点から、一概にどちらがお給料が多い、少ないとは言えませんが、お給料の違いは係かヘルプでも変わってくるでしょう。
逆に共通している部分は?
ここまで高級クラブとキャバクラの違いについてご紹介していますが、実は、共通している部分もあります。
例えば、仕事内容はそれほど大きく変わらず、共通していると言っても良いでしょう。
同伴からお店での接客、アフターという流れは、高級クラブでもキャバクラでも見られます。
その他では、デザインこそ異なりますがキャストの服装にドレスが多いという点や、接客の愛想の良さなども、高級クラブとキャバクラの共通点と言えるでしょう。
また、当然ではありますが、高級クラブもキャバクラも女の子のレベルが高いお店が多いので、ある意味では、その点も共通点に数えることができます。
まとめ
いかがでしたか?
最後に、高級クラブとキャバクラの違いについてまとめます。
- 高級クラブではお客様に複数のキャストが付き、キャバクラはお客様と1対1が多い
- 高級クラブには「永久指名制度」があり、キャバクラのように指名を変えられない
- 高級クラブの客層は政界や財界の50代以上の方が多く、キャバクラは30代までのサラリーマン層が多い
- お給料は係かヘルプによって異なるが、基本的にお客様の単価が高い分、高級クラブの方が多い
高級クラブとキャバクラでは接客システムが異なるため、周囲からのサポートを得られるチームプレーがしたい女の子は高級クラブが向いています。
その反対に、一人でもグイグイ行けるという女の子は、キャバクラという選択肢もあるでしょう。
働きやすい環境がどちらになるのか、お給料やお客様層などを見て考慮することをおすすめします。